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<講演会開催前>

3年 清水香菜子のVOICE

(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか

 私共の活動をより多くの方々へ発信していくことに力をいれています。今回わたしたちが抱いている問題意識は、今後の国際社会において大変重要な鍵となるはずです。そのため、より多くの方に発信していくことこそが講演会開催にあたり大切なことなのではないかと考えました。私も講演会にお越し頂いた方々と共に、日本人として国際社会における日本の役割を見出していきたいと思います。

 

(2)講演会に向けての意気込み

 講演会にお越し頂いた方々、また講演会に携わった全ての方々がなにかを得られるような講演会にできるように励んで参りたいと思います。

 

 

3年 岸田美穂のVOICE

(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか

 講演会開催にあたり一番力を入れて取り組んでいることは、講師である長谷川先生の問題意識を理解することです。『からごころ』をはじめとした長谷川先生のご著書や講演会の趣旨・テーマに沿う本を読み込み、授業や夏期勉強会を通して自分たちの問題意識とも照らし合わせる等し、より学びを深めることを意識して取り組んでおります。

 

(2)講演会に向けての意気込み

 講演会にお越し頂いた方々にとっても素晴らしい機会となるよう、講演会の趣旨そして意義を多くの方々に自分の言葉で伝えられるように心がけて参りたいと思います。

 

 

3年 菅原帆奈のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか

 私が所属する広報班は、より多くの方々に畠山ゼミの講演会に関心を持って頂き、実際に本講演会にお越し頂くことを目標としております。広報班として、多くの方に興味を持って頂けるよう、見やすくかつ、分かりやすチラシやポスター、立て看板の作成に日々励んでおります。班員とアイディアを共有し、他のゼミ生からも意見を募ることで本講演会の趣旨や我々が伝えたいことを精一杯表現出来るよう心がけて参りました。1人でも多くの方にチラシやポスターをご覧頂き、講演会にお越し頂けますと幸いです。また、本講演会で長谷川先生が発信して下さることを全て吸収出来るよう、仲間と共に学びを深めて参りたいと思います。

 

(2)講演会に向けての意気込み

 この講演会は、テーマ決めから全ゼミ生で力を合わせ、作り上げて来たものです。講演会当日まで精一杯準備に励み、講演会後に畠山ゼミの年間テーマでもある、日本の役割について少しでも答えが見つかるよう頑張ります。

また、私たちゼミ生が考える問題意識を1人でも多くの方に伝え、共に真の国際化について考える機会にしたいです。

 

 

3年 鈴木愛のVOICE

(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか

 私は総務の仕事を担当しておりますので、周りを見てゼミ生皆を陰からサポートすることに最も力を入れております。この仕事は、講演会で使用する備品の管理、全般的な予算の管理などを始めとした、縁の下の力持ち的な役割を担っています。総務の仕事は他の班があって初めて与えられるものばかりです。ですので、ゼミ生全員がスムーズに各々の任務を遂行することが出来るように、ゼミ生や畠山先生との連携を強化し報連相を特に意識して、日々の仕事に取り組んでおります。

 

(2)講演会に向けての意気込み

 本講演会を通して自分の中での国際政治についての理解をさらに深めたいと考えております。大学祭において講演会を開催するということで、お越しくださる方々、特に日ごろ“日本”について意識する機会の無い方々にとって、本講演会が改めて少し“日本”について考えてみる良い機会になればと考えております。

 

 

4年 関戸美咲のVOICE

(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか

 私が最も力を入れていることは、講師としてお越しいただく長谷川三千子先生の考え方、思想を理解することです。先生の御著書を熟読し、今まで自明のことだと思い込んで見ていた世界に別の側面はないのか等、視点を変えて事実をとらえ直すことに挑戦しております。

 

(2)講演会に向けての意気込み

 講演会準備に関しては、総務の仕事と、各担当者が円滑に準備が進められるよう全体の管理、調整にあたりたいと思います。滞りなくゼミ生が準備に取り掛かれるよう、下地を整えることを徹底して参ります。

 講演会当日は司会を担当するので、まずは講演会が円滑に進むよう準備をしたいと思います。また本講演会の進行を行うに加えて、会全体の雰囲気づくりにも気を配り、畠山ゼミが主催する意義を表現したいと思います。

 

 

4年 網敷沙央里のVOICE

(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか

 講師としてお迎えする長谷川先生のご著書を出来る限り読み込み、先生のお考えに多く触れてから講演会に臨みたいと考えております。自身がゼミ生として携わる最後の講演会ということもあり、長谷川先生のご講演をより沢山の方々に聴講して頂きたく、周囲の人々への声掛けにも励んでおります。

 

(2)講演会に向けての意気込み

 畠山ゼミ生として運営を行う講演会は私自身にとって2回目となり今年が最後です。昨年に引き続き当日の場内誘導係となり、前回の反省を踏まえて講演会に出席する皆様が先生のご講演を拝聴しやすい会場づくりに尽力させていただく所存です。長谷川先生のご講演内容を一言も聞き漏らさない意気込みで講演会に出席させて頂きます。

 

 

<講演会開催後>

3年 清水香菜子のVOICE

(1)講演会を終えての感想

本講演会の冒頭で「国際化とは何なのか」を本当は怖い国際化という観点から考えました。歴史を振り返りながら日本に押し寄せる波に対してどのように日本は対応してきたのか学び、そこから日本の国際社会におけるあるべき姿を見出していくヒントを得ることができました。ご講義の中で、日本が西欧文化を取り入れるとき翻訳語を使って母国語で高等教育を受けられるようにしたため、国民の階層断絶を作るのを防げた、というお話がありました。ほかの国にはないこの識字率の高さは日本の強みの一つであると言えるでしょう。様々なことを外から学び、取り入れ、磨きをかけて活かしていくこの日本の柔軟さが国際社会に求められているのだと思います。真の国際化を行い、真の人類共生の場を作り上げるために、日本の強みは何なのか再度見直し、それを日本人一人ひとりが認識し体現することで国際社会に訴えかけていく必要があり、日本こそが種となり国際社会の新たな道を切り開くべきなのでしょう。本講演会で得た知識を無駄にしないようさらに自分の中で整理して、今後の日本の役割の探求に努めて参ります。

 

(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く

講演会の中で、日本文化では身分が高い人でも労働をしており、労働ということは決して卑しい行為ではないと考えられていた。自由を手に入れる平等感が日本にはあり、断絶というものがない。それ故に日本は柔軟さを持ち合わせていると、長谷川先生は仰っていました。

長谷川先生のご講演の中で、日本文化は日本文化では身分が高い人でも労働をしており、労働ということは決して卑しい行為ではないと考えられていたことを知りました。また、自由を手に入れる平等感が日本にはあり、断絶というものが無く、それ故に日本は柔軟さを持ち合わせているのだということを学び取りました。

私はこれを受けて、日本人は欧米と比較した時にこのような柔軟性を持ち合わせていたが故に、グローバル化が急速に進む国際社会で柔軟に対応していくことが出来たのではないかと感じました。また、講演会の中で長谷川先生は、自分を磨いて努力して初めて自由を手に入れることができるとも仰っていました。これから先、文明と文明とが衝突した際に、様々な困難が日本には待ち受けていると思います。しかし、そこで日本が世界の橋渡しの役目を担い、国際社会において調和を取ろうと努力することが出来れば、日本には良い意味の自由がグローバル化社会の中で得られるのではないかと思いました。

 

 

3年 岸田美穂のVOICE

(1)講演会を終えての感想

無事に講演会を終えることができ、大変安心しております。講演会を通して最も強く感じたことは、ゼミ生同士のつながりが重要であるということです。準備の段階では、班内や他班との連携不足により思うように進まないこともありましたが、その反省を活かし講演会当日では班員をはじめ他班との連携を意識し、円滑な対応が出来たのではないかと感じております。

 ご講演内容においても、勉強会で扱った内容を取り上げてくださり、学習会班としてゼミ生の学びを深めるという目的を達成することができたと同時に、やりがいを感じられました。また、講演会に至るまで、ゼミ生や自分自身の成長にも向き合うことができたことを大変嬉しく思います。

 

(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く

これまで日本は外来のものをベトナム型の攘夷ではなく、知識人を中心とした文明開化として取り込み日本文化として保持してきました。しかし、どうしても70年前の敗戦というしがらみから抜け出すことができず、またその事実は近代の国際社会においても大変大きいと言えます。以後、「戦勝国の正義」こそが「正義」とされ、日本は自国の「正義」を失ってしまったと長谷川先生はおしゃっておられました。日本が克服すべき課題はまさにその点にあると私は考えます。知識欲に満ち、翻訳語という日本特有の文化を強みとした日本に出来ることとは、外から取り入れた文化へさらに日本文化という風を吹き込み、再びそれを外へ発信することだと思います。そうすることで敗戦というしがらみから脱し、日本だからこそ発信できる、正しいことを正しいと言える「正義」を取り戻すことができるでしょう。

 

 

 

3年 菅原帆奈のVOICE

(1)講演会を終えての感想

今までのOGの方々が作り上げてきてくださった和祭での講演会も今回で16回目。16回目の講演会も無事に終われたことにまず皆様に感謝いたします。

実行員体制が組まれて、4ヶ月間、広報班としての仕事がたくさんあって、締め切りにおわれ、いっぱいいっぱいになり大変だったときもありましたが、振り返ってみると、いつも班員と楽しく出来たなと思っております。

私は、通常班では1班に所属しており、何かを自分たちで作り出すことがありませんでしたが、今回広報班で、チラシやポスター、立て看板など、自分たちで、デザインや色使い、どんな写真や絵を使うか、1から考えて作成することを体験いしました。

この講演会の趣旨や、畠山ゼミが考えることを、外部の方にいかに分かりやすく、また、より多くの方に興味を持ってもらうために、一生懸命考えて、配置や言葉一つに至るまで、こだわって作ってきました。

広報班のみんなで、幾度も意見交換を交わし、頑張って来たからこそ、自分たちが納得できて、自信を持って外部に広報できる物を作ることが出来ました。

今日の講演会で、たくさんの方にお越しいただけたことが、広報班としての私の一番のご褒美だったなと思っております。

今は講演会が終わって、満足感に浸っておりますが、今回、長谷川先生がお話しされていたことをもう一度考え直し、日本の役割についてしっかりと吟味していかなくてはならないなと思いました。

 

(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く

私が今回の講演会での先生のお話の中で最も印象に残ったことは、日本がなぜ世界の中心として世界を変えることが出来ないのか、私たち若者が何をすべきなのか、ということについて、一番の重要な点は、日本が戦争に負けたことであると述べられていたことです。日本は戦争で負けたけれども、今まで私は、それを実感したことはありませんでした。しかしながら実際は、日本人の心の底のどこかに、そういった戦争に負けたからこそ持っている何かがあるのではないかと感じました。それを乗り越えなければ、日本が真の意味で世界の中心として、働きかけることは出来ないのではないかと考えました。

 

 

 

3年 鈴木愛のVOICE

(1)講演会を終えての感想

今回は私にとって、畠山ゼミ生として参加する初めての講演会でした。右も左も分からない中、先輩方にサポートして頂きつつ準備を進めて参りました。まずは無事に終わることが出来たという安心と達成感を感じております。講演会当日、私は講師の方のご案内を主に担っておりました。当初は私にこの役が務まるかどうか不安でしたが、自分が出来る限りの精一杯の心遣いと、長谷川先生のご協力の御蔭で全うすることが出来たと思っております。また、公演中は、一聴講者として、短い時間ではありましたが、多くのことを学ばせて頂きました。本講演会を通し、勉学の面において多くを得られたことと同時に、一人ひとりがリーダーを目指す畠山ゼミ生として、また一回り成長することが出来たと自負しております。

 

(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く

この度長谷川先生のご講演を拝聴し、日本の国際化の歩みを、歴史を通して今一度しっかり学ぶことが出来ました。また、それだけではなく、先生が冒頭でおっしゃられた「本当は恐い国際化」というキーワードがとても印象に残りました。先生の御著書である『からごころ』でも触れられていた、日本における「国際化」について、今まで自分の中には無かった新たな視点を与えて頂きました。それと同時に、日本が国際化することによって忘れてしまわれがち、もしくは失ってしまいがちな日本人としてのアイデンティティをどのように守っていけば良いのか、そもそも国際化の先にある日本と本来の日本の姿というものは共存出来るのかなど、多くの疑問も湧きました。そのため、自分の中ではまだ日本の未来図を上手く描けておりません。今後これらをよくよく熟考し、さらに知識を深め、じっくりと描いていければと考えております。

 

 

 

4年 関戸美咲のVOICE

(1)講演会を終えての感想

無事講演会当日の運営を終えたことにほっとしております。教室は満員となり、会場は期待に満ちた雰囲気が漂っていました。司会としても円滑な進行をすることができ、満足しております。また本講演会をリードする役目をいただいたことを非常に光栄に感じました。

長谷川先生のお話は、私たちゼミ生が持つ問題意識とぴったり重なり、夏を通して学習してきた内容とリンクするお話で、下地ができていただけに夢中で拝聴しました。ご講演が終了した時、最後の質疑応答も含め、畠山ゼミの主催する意義を体現するに至ったと肌身で感じました。非常に有意義な講演会になったと思います。

 

(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く

本講演では、「本当は怖い国際化」と題して「国際化とは何か」を改めて考えるところから長谷川先生のご講演が始まりました。国際化の概念が生まれた歴史と経緯、津波のように押し寄せる西洋文明に対する日本の対応、当時日本がいかにしてそれを対処したかを具体的な背景と共に非常に分かりやすくご説明していただきました。なかでも印象的だったのは、福沢諭吉の『文明論之概略』のお話でした。幕末に蔓延る攘夷と文明開化の両者の思想を踏まえて考え至ったのが「人間の独立」であり、それは昨今の私たちにも敷衍できる考え方なのではないかと思いました。先人たちは教育を重視し、母国語を大切にしたことで言語的な独立を達成し、一方西洋の知識のみを吸収することができたその知恵は、より複雑化した現代の国際社会にぜひとも活かすべきだと思いました。

 最後のお話にあった翻訳造語の「自由」に対する日本人の自由観は、これからの国際社会に求められる鍵があるように思われました。翻訳前の”liberty”,”freedom”は「奴隷身分に対する解放のことば」であるのに対し、「自由」には「個人が自由な思想を保証される」意義があり、これは日本人が本来持つ価値観を如実に表していると思いました。こうした日本の本質的な要素を今こそ見直し、日本人自身が自覚することが大切であり、私自身もそれをベースに世界を学ぶ姿勢を持つことを意識したいと思いました。

 

 

 

4年 網敷沙央里のVOICE

(1)講演会を終えての感想

多くのご来場者の方がご講演に集中して頂ける環境を提供できたと思います。ご講演から学んだことをこの度出席出来なかった人々に共有していくことがこれからの役割だと考えております。ゼミ生一人ひとりが講演会における自分の役割を深く考え、行動したことによって講演会を無事に終えることが出来ました。最後まで全員で協力して講演会を作り上げ、終えられたことを大変うれしく思っております。

 

(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く

講演会からキーワードは「独立」だと感じました。国際社会で様々な価値観を生かすためには、世界中一人ひとりの独立が重要だと思いました。日本国内でもそうしてきたように、身分に関係なく均質の教育が世界で受けられるよう働きかけていくことが日本の役割ではないかと感じました。教育から多様性を受け入れる素地をつくり、外来文化を取り入れて一段上の状態へ高めて自国の文化へと昇華する心を世界に広めていくことが日本の未来の姿ではないかと考えました。

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