Group 2
<講演会開催前>
3年 小倉桃子のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか
講演会に向けて一番力を入れていることは、講演会で私達、2班・学習会班が、最大限に学びを深めることが出来るように、ゼミ生の事前の学びをサポートすることです。ゼミ生が今どのような情報を求めているのか、学習に対する理解度はどれほどなのか、毎回の勉強会の後に反省会を行い、改善策を考え、実行に移すというサイクルを徹底してきました。「失敗は成功の基」という言葉が、身に染みて分かりました。また、学びをサポートする班として、誰よりも意欲的に勉強しなくてはいけません。勉強と聞くと、私はあまり嬉しいものじゃないと思っていましたが、目に見えて自分が成長出来たと感じることの出来るもので、またそれによって新しい考え方を獲得出来ると気づきました。ですから、今では煙たがるのではなく、仲良く付き合えていると思います。講演会は、私達ゼミ生が持つ問題意識に新たな示唆を頂く機会ですので、その機会を最大限活かすことが出来る様に、事前の学習を抜かりなく行いたいと思います。
(2)講演会に向けての意気込み
講演会を終えて、物事の本質を見抜ける人になりたいです。この講演会の準備期間を通して、改めて私は国際政治に興味があり、好きなんだなと感じています。好きだから、学ぶ。そして、知識が増えると、周りに発信したいと言う気持ちが芽生えます。それが、この講演会開催の一つの理由であると思います。講演会を終えても、興味があるから、好きだから、だからこそ、より深くまで探求していく、と言う姿勢は大切にしていきたいです。この姿勢は、学びの面だけではなく、物事全てに対してです。ですから、講演会の目標は、この様な習慣のクセづけをして、物事をより深く捉え、その本質を見抜ける人になることです。
そして、当日は司会進行として、会場の空気を楽しみたいと思います!!
3年 上岡里帆のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか
「何のために講演会を開催するのか」「なぜ講演会開催にあたりこの仕事が必要なのか」というように、ひとつひとつの事柄に対して意義や必要性を常に考えることが大切だと、畠山ゼミに入り様々な機会を頂く中で学び得ました。講演会準備に際しても常に意義を考え様々な仕事に精一杯取り組んでおります。
また同様に、講演会は聴講してくださる方がいらっしゃらなければ成立しません。その為、動員にも力を入れて取り組んでいます。国際政治と聞くと難しそうで、嫌気がさしてしまう方も多いかもしれません。現に私の周りの友人もそうです。しかし、現代の様々な主体の思惑が錯綜する国際社会で一人の日本人として生きる以上、知っておくべき重要な事実が多くあります。まずは本講演会で、「日本文化」を通して、国際政治に興味関心を抱いてくださる方を一人でも増やすことが出来るように、身の回りへの動員活動を続けていく所存です。
(2)講演会に向けての意気込み
今年度の本講演会は、畠山ゼミの年間テーマである「日本の役割と新秩序の構想—“新型”脅威の登場と進行するパワートランジションの中で—」の前半部分に当たる、「日本の役割と新秩序の構想」に焦点を当て、講演会テーマを「日本の自画像と日本外交の本領を描く」、演題を「国際化の達人、日本文化」と定めております。まずは我々日本人が現在の日本そして日本文化を見つめ直し、同時に国際社会を真の人類共生の場へと導くための日本の役割について講師の長谷川三千子先生から示唆をいただき、ゼミ生全員で年間テーマを深めて参りたいと思います。
また、このような我々畠山ゼミの問題意識を、学内外を問わず一人でも多くの方に広められるよう努めて参ります。
最後に、4月からの準備と講演会当日を通して、一人でも多くのゼミ生が自らの成長を感じられるよう、講演会実行委員長として誰よりも視野を広く持ち、一所懸命に働きかけていきたいです。
3年 谷田部愛実のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか
講演会を主催するにあたり、最も力を入れて取り組んでいることは、学習会班での活動を滞りなく行うことです。学習会班では、ゼミ生が講演会を有意義なものにするために、ゼミ生に向けて事前学習の場を設けています。具体的には、講演会に向けての勉強会で取り扱う本の選定やレジュメ作りなどが挙げられます。
ゼミ生に向けてわかりやすいレジュメを作成し、ゼミ生の学びを深め、長谷川先生の御著書や推薦されている書籍を読み解いていくことは、講演会での質問内容を考える上でも重要なことであり、且つ講演会を成功させることにつながると考え、現在最も力を入れて取り組んでおります。
個人では、ゼミの授業内で取り扱った書籍を再度読み返すなどして自分の考えを整理したり、二ュースを見るようにしたりして、学びを深める努力をしております。
(2)講演会に向けての意気込み
休日にも関わらず講演会にお越しいただく皆様や、日本の事をよく知りたいと思う学生、そしてこの講演会の講師を引き受けてくださった長谷川先生に来てよかった、講演してよかったと思っていただけるような講演会にしたいと感じております。また、主催している自分達の学びも深められるように講演会まで気を抜かずに努力を重ねてまいりたいと感じております。
3年 渡邊明日香のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか
冷戦後もなお、世界では、各地で起こっているテロ問題、民族紛争、大量破壊兵器の拡散、勢力バランスの変化など、問題解決の見通しが立たない日々が続いています。
私は、このような国際問題は人と人との繋がりが基本にあると考えており、相手方のことをよく理解することが重要だと考えています。そのために、まずは自国のことをよく知る。この講演会では「日本らしさ」とは何かを国から個人レベルまで検討し、日本の強みや役割を考え、新たな発見を通じて視野を広げて参りたいと思います。
(2)講演会に向けての意気込み
ご来場いただく方々には、国際問題を単に教養のためだけではなく、それに関わり行動していくにはどうすれば良いかを考える機会にしていただけますと幸いです。
4年 山内沙祐李のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか
私は2班兼学習会班として、今年の年間テーマである「日本の役割と新秩序の構想-“新型”脅威の登場と進行するパワートランジションの中で-」における日本の役割について、この講演会を通してより深く考察するために、自らはもちろん、ゼミ全体として長谷川先生の著書や講演会趣旨の理解を深めた上で講演会に臨めるよう環境を整えることを心がけて参ります。
(2)講演会に向けての意気込み
畠山ゼミ4年生として、次代に講演会の意義と重要性を感じてもらえるようサポートして参ります。また、自らの考えを深めて講演会に望みたいと思います。
4年 手塚陽菜のVOICE
(1)講演会を主催するにあたり何に最も力を入れて取り組んでいるか
今年もこの季節がやって参りました。先生方や協力して下さっている皆様の支えのおかげで、今年も無事に講演会を迎えることが出来そうです。ありがとうございます。4年生になり、私にとっては2回目の講演会です。3年生が主体となる講演会において、4年生はサポートに回って3年生を支える一方、完全に身を引くことはないという難しい立場となります。そのような中でも、私は一ゼミ生としての自らの役目を全うすることを忘れず、昨年培った経験を活かして3年生とともに素晴らしい講演会を作り上げることが出来るよう努力して参ります。
(2)講演会に向けての意気込み
今年は日本の将来について考えられるテーマとなっております。日々勉学に励み、将来を担う学生にはもちろんのこと、様々な方に来場して頂き、共に考えて行くことが出来る機会にしたいと思っております。そのような場に出来るよう、私たちゼミ生はしっかりと学び、準備を進めて参ります。そして当日、より多くの皆様と会場でお会いできるのを心待ちにしております。
<講演会開催後>
3年 小倉桃子のVOICE
(1)講演会を終えての感想
10/10の講演会当日には、満席になるまで多くの方々がご来場してくださり大変嬉しかったです。ポスターをご覧になり、当日チケットでご来場してくださった方も多かったと耳にしました。そのことはなおさらに、嬉しいことでした。4月から半年間、この日の為にゼミ生皆で、真剣に学び、入念に準備してきたものを、この度、文化祭と言う場で、長谷川先生から素晴らしいご講演を賜ることが出来、私たちの活動や問題意識を外部の方に、自信を持って発信出来ました。さらに、発信と言う面で、私は司会進行役を務めさせて頂きました。司会台本作成から、つたないながらも自分の言葉で考え、心を込めて何度も練習を繰り返して参りました。講演会終了後に、「畠山ゼミがこんなに真剣で、厳かな雰囲気だって初めて知ったよ!」と同大学の友人から声を掛けてもらえた時に、ゼミ生の声を代表して、心を込めて伝えると言う司会の役を全う出来たのかなと、大変達成感を感じました。
本講演会にご来場いただき、20代女子大生の私たちの心の声を聞いていただき、共に日本の性格や本領についても何か皆様の中に気づきが生まれたのなら幸いです。
(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く
長谷川先生のご講演を受けて、新たな発見が多くありました。日本人には昔から、汗水たらして働くことを素晴らしいとする考え方があるそうです。神でさえも労働するのが日本なのです。また、いくら身分が低くても、寺子屋などにより全ての人が均質の教育を受けることが出来たことは驚くべきことだと長谷川先生は語っておられました。労働と学びの姿勢こそが、日本人の強みであると私は感じております。今後の日本も、良いもの、新しいものに対しては敏感に反応して、吸収し、且つ日本風に活用していく枠組みは変わらないと思います。
また、国際社会においてGDP3位であるにも関わらず、発言力は小さい日本。日本は敗戦国だから発言する権利がないと決めつける国際社会の本質を今こそ変えていかなければならないと思いました。歴史上での強国が今日まで強国であり続ける現状を、打破するという使命を日本は担っているのだと思います
3年 上岡里帆のVOICE
(1)講演会を終えての感想
講演会を終えて感じたことは、このゼミはたくさんの人の愛によって支えられているということです。畠山先生、奥様の悦子様、OG の皆様、そして講演会に足を運んでくださった方など、多くの方がゼミ生を支えてくださり、そしてそんなゼミ生が私を支えてくれたことで、講演会を大成功へと導くことができました。
講演会実行委員長を最後まで務められたのも、ゼミ生一人ひとりがしっかり自分の役割を全うしてくれたからです。ゼミ生の強い支えがあったからこそ、組織の上に立つものとしての在るべき姿がどういうものかを半年かけて学ぶことができました。組織とは組体操のようなものだなあ、支えが強ければ強いほど良い組織となるのだなあ、と感じながら、ゼミ生一人ひとりに感謝の思いを伝えたいという気持ちでいっぱいです。
そんなゼミ生の支えになってくださった方に、この場をお借りしてお伝えしたいです。畠山ゼミの集大成である講演会までのこの半年間、畠山ゼミを、そしてゼミ生を愛してくださり、ありがとうございました。
(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く
本講演会では「国際化の達人、日本文化」と題し、文明史的あるいは精神史的視点から、日本文化についてのご講演を賜りました。日本が文明開化に成功した理由として挙げられていたのは、母国語で教育を受けられる恵まれた環境と、労働を厭わない文化の違いでした。自分自身を磨いて学んで、そしてそれを生かしていくという国際化の原点にもつながっており、またこれは世界に誇れる日本文化であることを実感しました。
それと同時に、戦後70年を迎えた今年ですが、「商売と戦争の世の中」は今日も未だ続いております。敗戦国は正義を主張できない、負けたものに発言力はない、という価値観が色濃く残っていることも事実です。長谷川先生がおっしゃっていたように、戦争の勝敗に関係なく、正しいものは正しい、おかしいものはおかしいと主張できる世の中を築き上げることが重要であると思います。またこの先生のお言葉は日本人一人ひとりが心に刻まなくてはならない非常に重要な指摘であったと思います。
日本は、敗戦国という肩書きを捨て、国際社会に堂々と立ち向かい、そして国際社会の平和に貢献していかねばならないと強く思います。
また、このような理想の日本の未来図を描くことは、紛れもなく私たち日本人であります。本講演会を通して一人でも多くの方が日本の真価を再確認し、過去の辛い歴史から一度離れ、日本人としての誇りを取り戻し、強く生きることそれ自体が一日本国民としての役割であり、日本の明るい未来図を描く一担い手として在るべき姿なのだと考えます。
3年 谷田部愛実のVOICE
(1)講演会を終えての感想
講演会を終えての一番の感想は、今までの学びが無駄ではなかったのだと感じたことです。学習会班で用意したレジュメや取り扱った資料が講演会の内容を深めるうえで役に立ち、学習会班としての役割を全うできたのではないかと感じております。
(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く
日本の国際化の特徴として2つの特徴が挙げられます。
1)日本は、古来より、中国文明や西欧文明を次々と取り入れ、単にまねるだけではなく、西欧文明の本質(軍事力だけでなく経済力が重要である)を見抜き、日本文明の独立の意思を明確に持ち、その意志の元、各文明を自国の文明の中に変容させていきました。また、そこには他文明への尊敬も同時に持ち合わせ、西欧文明の波に押し流されないよう、切実な危機感の元、真摯に学ぶ姿勢を通して国際化を推し進めていきました。
2)中国や韓国のように労働を卑しむのではなく、労働することを是とすることで積極的に西欧文明を学ぶ努力を通じた国際化を推し進めていきました。
日本は、諸外国とは異なった国際化を遂げてきたことが長谷川先生のお話から理解することができました。以上のことから、ますます多様化する、混沌とした国際社会に対し、他文化を拒絶するのではなく、受け入れつつ日本の独自性を追求することが今後の日本の未来なのではないのかと感じました。また、調和という点から、日本は諸外国間を結びつける橋渡しのような役割をこの国際化の歴史的背景から成し遂げることができるのではないのかと考えました。
3年 渡邊明日香のVOICE
(1)講演会を終えての感想
ゼミ生全員で準備してきた講演会を、無事に終えることができました。本番までの期間は本当にあっという間でしたが、ゼミ生が日々学び、考えてきたことの集大成として講演会を開催できたと思います。
準備に携わることができない時もありましたが、ゼミの仲間が懸命に考え、行動する姿を常に見ていたため、ゼミ全体が素晴らしい組織となっていると改めて感じておりました。
今年の4月から15期・16期の新体制で活動して参りましたが、仲間がより頼もしく成長する姿に刺激を受けております。
(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く
本講演会では、長谷川先生より日本について様々な視点からお話をいただきました。特に、日本は「翻訳語」のお陰で高等教育が日本語で学べるというお話はとても印象的であり、母国語で学べることが当たり前である環境にいるありがたみを初めて実感しました。
江戸時代の寺小屋では、どの階層の人でも平等に学ぶことができたため日本全体の教育水準は高かったと思いますが、明治維新後も引き続き、西欧の知識を「翻訳語」を使って日本語で学ぶことができたからこそ、国民が平等に高等教育を受けられたというお話がありました。
このお話に関連して、先日、ノーベル賞受賞者に日本人が2人選ばれたことを思い出しました。医学・生理学賞と物理学賞の2部門で受賞されましたが、近年日本の研究者が世界から評価されていることは事実であると感じました。平等に、なおかつ母国語で高等教育を受けられるので日本の研究が発展し続けているのかなと思いながら講演会後も考えておりました。
この日本の強みを学問の分野のみならず、国際社会の中で世界に貢献出来ることは何かを今後の課題として考えて参りたいと思っております。
4年 山内沙祐李のVOICE
(1)講演会を終えての感想
(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く
4年 手塚陽菜のVOICE
(1)講演会を終えての感想
(2)講演会で学び取った視点から今後の日本の未来図を描く
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